建築事務所さんよりご紹介頂きました。
豪雪地、雪国長岡の街中。その中でも茶事ができる庭がテーマです。
外界との結界として設けた竹。簡素ですが積雪にも耐え、トクサの縦の動きと絡ませていい塩梅の景色となりました。待受けは室内とし、手水鉢を月見台に設える設計です。
月見台の施工には本歌の桂離宮の物を参考としています。隣地との塀は当初朽ちる事、雪に砕かれる事を考慮してプラスチック製の竹垣が候補にありましたが、本末転倒になってしまいますので、打開策として幅を薄く仕上げられるウバメガシの垣根をご提案をさせて頂きました。