top of page

​圓福寺

​​魚沼市

毎年冬囲いをさせて頂いている施主様より、檀家の圓福寺にシャクナゲの移植をしたご縁で庭園の改修工事をさせて頂きました。魚沼の古刹、歴史は古く庭は江戸時代に造園。

魚沼の澄んだ清水が庭に取り込まれてある池泉鑑賞式の庭園。しかし長らく手入れが不十分であり給排水の修繕が必須で、庭木も育ちすぎており素晴らしい石組みが隠れている状態でした。実生で生えた草木の整理から始まり、池を覆う大杉の下枝の整理、風除けの植栽、池の護岸や中島の整備を行いました。古材も豊富にあり結界を兼ねた動線としての石畳みや、石臼を転用した雨落ちを新設しました。お寺に泊まり込み集中して、これからの圓福寺の庭のテーマをご住職と話し合えたことが本当に良かったです。一緒に作業をした庭師やご住職との想いの詰まった庭園に仕上がりました。

​※写真はのちのちアップします。

bottom of page